学校で教えない経済的自由人の作り方

学校では教わらない経済的自由人になるための知識をわかりやすく解説。経済的自由人とはどういう意味なのか?目指すにはいくら必要なのか?などをメンタルを中心に考察します。

学校で教えない経済的自由人の作り方

学校で教えない経済的自由人の作り方


経済的自由人って聞いたことありますか?お金に関係あることなのかな?と想像はできそうですが、実際それってどういうことか疑問に思っている方もいませんか?親御さんや身の回りに詳しい人がいれば、幼いころからお金にまつわる知識を自然に身につけていくことが出来ると思いますが、どちらかといえば全然わからないまま学生から社会人になる人の方が多いですよね。

 

そんな中、いよいよ2022年から高校の家庭科の授業内で資産形成の学習がスタートしました。内容は生涯を通じた資産計画の立て方や、株式や投資信託といった金融商品についてなど学ぶようですね。

 

今まではご家族の方がやっていたお金のことも、これからは自分で管理していくようになることでしょう。こちらではこれからどうやってお金を管理していけばいいか、どうやって貯めていけばいいのか、のちに「経済的自由人」になるにはどうすればいいのか?などを学生の方にもかんたんにわかりやすく解説してみたいと思います。

 

 

経済的自由人とは?

経済的自由人とは?

そもそも経済的自由っていったいなんなのでしょうか。

 

経済的自由人っていったい何?

 

経済的自由=生活費より不労所得・不労収入の多い状態
経済的自由人=お金や時間にしばられない自由なライフスタイルの人
不労所得・不労収入=働かなくても入ってくる収入

 

かんたんに言うと「働かなくても収入があって生活できる人」のことをいいます。自分で働いて生活費を稼いでいる人が大多数ですが、そうではなくて働かなくとも自動でお金が入ってくるしくみを持った人のことをです。

 

朝自分の好きな時間に起きて、満員電車に乗ることもなく、家族との時間がたっぷりあって、好きなことをする時間がたくさんある生活・・・なんて憧れてしまいますよね。

 

ちなみに一般的に会社に勤めて収入を得る人は経済的不自由人ということになります。

 

「えー?普通は働いてその収入で生活するものだよね?お金持ちの人じゃあるまいし。」と思いますか?お金持ちの家の人でもないかぎりそんなことができるの?とギモンに感じますよね。いきなり経済的自由人になるのはむずかしいので段階的に進めていくことになります。
        

どうしたら経済的自由人になれるの?

 

経済的自由人になるための3ステップ

  1. 貯蓄する(元になる資金作り)
  2. 投資する(時間を味方にする)
  3. しくみをつくる(お金に働いてもらう)
1:貯蓄する(元になる資金作り)

最初から資産がある人は別として、まずは資本となる貯蓄を始める必要があります。社会人の人は収入から、学生でバイトをしている人はお給料から、バイトしていない学生はおこづかいやお年玉をもらう段階から貯蓄を始めると良いと思います。

 

奨学金などの返済がある人や、すぐに一人暮らしをスタートする人はそううまくはいかないかもしれませんが、お給料の2割以上は貯蓄するようにしていきたいですね。お給料をもらったからと言って全部使ってしまったりしないように気を引きしめましょう。最初が肝心です。^^

 

小中高生でお年玉などもらったら、家庭の事情で親御さんに持っていかれてしまう人はともかく、自分で管理できるようなら無計画に使ってしまわないで貯金しましょう。社会人になるまでにまとまった金額になると思います。

 

例として・・・

お年玉をもらったら半分は将来の貯蓄のためのお金、残りの半分の半分は必要に備えるお金に、残りが自由に使えるお金(つまり自由に使えるのは全体の1/4)というふうに先取りして分けておくとどんどん貯めることができますよ。

2:投資する(時間を味方にする)

まとまった資金が出来たら投資を考えましょう。18歳になったら証券会社なども自分で申し込んで口座を開設することができます。投資信託、積立NISA、iDeCoなどは押さえておきたいところです。

 

投資なんて怖い!せっかくためたお金が無くなってしまう!と心配になる方もいるでしょう。確かに投資に絶対はありません。自分で株や外貨取引や仮想通貨取引などしてすべて無くしてしまう可能性もあります。ですがまったくやらないというのもこれからの時代はリスクだと思います。ですから貯蓄をしながら投資の勉強も必要です。損もするかもしれませんが、大きな損をしないようにするにはどうしたらいいか考えるいい勉強になると思います。おすすめなのは小さい金額からチャレンジしてみることです。

3:しくみをつくる(お金に働いてもらう)

副業やサイドビジネスなどを考える段階です。貯めたお金を運用したり、自動的にお金を生み出すしくみをみつけることができるかが、経済的自由人に近づく一歩です。そのしくみで得た収入も再投資していくのもカギです。

 

経済的自由人をめざすには時間も大切な財産

経済的自由人をめざすには時間も大切な財産

誰にでも平等にある大切な資産って何だと思いますか?それは時間じゃないかと思います。私たちは一般的に会社員になって自分の時間を切り売りして対価を得ています。経験を積んでそれでお金をもらっているとも言えるんですけどね。早く経済的自由人になることをめざせば、より早く自分の時間を取り戻せるのではないでしょうか。
        

若者が経済的自由人に圧倒的に有利な理由とは?

複利の力

20世紀最大の物理学者のひとりアインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだものが「複利」という考え方です。複利とは「元本だけでなく、利子が利子を生む」という考え方のことです。

 

複利は時間が経てば立つほどリターンが大きくなるので始めるのは早い方がいいのです。

複利の力

 

経済的自由人に向けて知識と生活の基盤づくり

経済的自由人になるのにはまず知識と生活の基盤づくりが大切です。

千里の道も一歩から

これからようやくスタートするところです。早いうちから貯蓄の意義やこれからどうやって進めていけばいいか考えるチャンスがあるのは、自分の将来に向けてとてもラッキーなことだと思います。今後なかなか思うように貯められないとか、怪しい話に引っかかってしまったとか、いろいろとあることでしょう。ですが一歩一歩自分のペースで進んでいってくださいね。

 

まとめ

まとめ

経済的自由人になる前の基本的な考えをお伝えしましたが参考になりましたでしょうか。不安もあるとは思いますが、それ以上に自分のお金を自分で管理していくのは大人への第一歩のようでワクワクしませんか?

 

これまで学校の教科では習ってこなかった「お金」と「人生」のことを少しでも考えるきっかけになればと思います。