なぜ経済的自由人を目指すのか。本当の自由とは？
これまで経済的自由人になるための手段や思考法などを考えてきましたが、そもそも経済的自由とはどういうことなのか、なぜ経済的自由人を目指すのか、そして本当の自由とは？という根本的なところを、これから社会に出る学生の皆さんや社会に出たての皆さんとともに考察してみたいと思います。
経済的自由を目指すことを大前提として
経済的自由とは、多くの人々が追求する理想的な状態です。経済的自由を手にすることで、自分自身や家族の生活水準を向上させることができ、自由な時間を持つことも可能になります。では、なぜ経済的自由を目指すのでしょうか。
自己実現の追求
経済的自由を手にすることは、自己実現の追求に大きな影響を与えます。経済的な制約が少なくなれば、自分自身の才能や情熱に集中することができます。自己実現のためには、学びたいことに時間を使ったり、自分の能力を磨くための資源を手に入れる必要があります。経済的自由を手にすることで、自己実現に向けた努力をより集中的に行うことができるのです。
安定した未来への準備
経済的自由を追求する一つの理由は、安定した未来への準備です。将来において予期せぬ出費や困難が生じることは避けられません。しかし、経済的自由を手にしていれば、それらの困難に対しても柔軟に対応することができます。健康問題や家族の安全など、備えておくべきリスクに備えることで、安心感を得られるのです。
選択の幅の拡大
経済的自由を手にすることで、生活における選択の幅が広がります。例えば、好きな仕事を選ぶことができたり、自分自身や家族のために使いたいと思う時間を持つことができます。また、旅行や趣味に時間を割くこともできます。経済的な制約が少なければ、自分の人生をより自由にデザインすることができます。
社会への貢献
経済的自由を手にすることは、社会への貢献にも繋がります。自分自身が豊かになるだけでなく、他の人々や地域社会の支援にも積極的に取り組むことができます。寄付やボランティア活動、起業など、自分の力を社会的な問題解決に役立てることができるのです。経済的な余裕があるからこそ、社会への貢献が可能になるのです。
そもそも、自由とはいったいどういうこと？
そもそも、自由とはいったいどういうことでしょうか。
実は自由はたった1人では実現できないのです。
あなたの「自由」は、あなた以外の多くの人々の存在があって初めて成り立っています。それはいったいどういうことでしょうか。
自由ということ
「自由になりたい！みんないなくなってしまえ！」または、「ここじゃないどこかに行って自由気ままに暮らしたい！」本気でなくとも一度はそんなふうに考えたこともあるのではないでしょうか。
ここでちょっと考えてみてください。ある日突然、この世にあなた以外誰もいなくなってしまった。うるさいことを言う大人、あなたをいじめてくる嫌なクラスメイトや同僚、それだけでなく自分とはかかわることのない関係ないと思っているすべての人々など。
そこであなたは朝はいくらでも寝ていられるし、趣味や遊びに没頭できます。あなたが何をしようと邪魔をする人も説教する人も誰もいません。「自分は自由だ！なんてすばらしい！」
・・・本当にそうですか？
その世界にはあなたと喜びや悲しみを分かち合ってくれる人もいなければ、あなたを大切に思ってくれる人も、あなたの面倒をみてくれる人もいないのですよ。そして当たり前にある電気や水道やガス、コンビニなんかも機能していないでしょう。もちろんPCもスマホもできません。食事だって自分でどうになしなければならないでしょう。
自由の正体
これらのことから、あなたが本当の意味で「自由」であるためには、あなただけが自由なだけでは足りないということです。あなたが本当に欲しい「自由」はあなたを取り巻く身近な人だけでなく、直接関わらないあらゆる人々、そういったすべての人々との関わりから生み出されています。あなたの「自由」は、これらの多くの人々の存在の上に成り立っているのだということです。
経済的自由＝お金（力）は無いよりあったほうがいい。なぜなら選択肢が増えるからです。もちろんそれがすべてではないのですが、自分と自分の大切な人たちの「自由」を勝ち取るための手段の一つとして経済的自由を目指すということもあるということです。
まとめ
以上のように、経済的自由を目指す理由と本当の自由とは？ということについて考察してみました。自分の夢の追求や安定した未来への準備、選択の幅の拡大、そして社会への貢献などが挙げられます。経済的自由を手にすることはかんたんではありませんが、目標を持ち、計画を立て、努力を重ねることで実現可能です。経済的自由を追求することで、自分や自分の大切な人たちと充実した人生を送ることができるでしょう。世界には自由を追求したくとも追求できない環境や状況にいる人々もたくさんいます。なんのわだかまりもなく「自由」を追及することが出来る今の自分を取り巻く環境にも感謝を忘れないようにしたいものですね。
