学校で教えない経済的自由人の作り方

学校では教わらない経済的自由人になるための知識をわかりやすく解説。経済的自由人とはどういう意味なのか?目指すにはいくら必要なのか?などをメンタルを中心に考察します。

お金がない!?経済的自由人を目指すため知っておきたいお金の対策

お金がない!?経済的自由人を目指すため知っておきたいお金の対策

お金がない!今月も金欠だ~!そう言っている大人たちを見て「自分も将来ちゃんとお金とつきあっていけるか不安・・・。」そう思っている学生の方も多いのではないでしょうか。

経済的自由人を目指すためにも必要な「お金がないときどうすればいい?」ということを具体的に解説していきます。

 

 

 

お金がない!その時どうする?  

お金がない!その時どうする?

 

気がついたら今月お金がない!いつの間にか使いすぎてしまったのかな~。と漠然と思っているだけでは、いつまでも金欠のサイクルから逃れることができません。どういう対策をとっていけばいいか、なにか金策はあるか、考えていきましょう。

     

4段階のフェーズ  

「現状を把握する」「支出を見直す」「お金を作る方法を考える」「お金を借りる方法を考える」という4段階のフェーズがあります。 

  

現状を把握する

まず冷静になってどうしてこうなった?を考えましょう。持っている額よりも多くものを買ったり、使ってしまったのではないでしょうか。自分がどれぐらいお金を使うのか把握することは、どういう生活をしているか、どれだけ貯蓄できるかを見直す第一歩です。

  • 家計簿を実際に記載する、家計簿アプリで管理する
  • 銀行口座の取引履歴を確認する
  • キャッシュレス決済の履歴を確認する

 

自分が1か月にどれだけ収入があって、何にどれだけ使っているかが把握できます。可能であれば先に貯蓄分をよけてから、残った分でやりくりできるように努力しましょう。

 


支出を見直す

入る額に応じて出る額を調節するのがまず一番の対策です。余分な支出があれば3回に1回は我慢するとか、もう少し安く済ます方法はないかと考えます。毎月必ず出る額(固定費)と必ずではないが出る額(流動支出)でサイズダウンできるものはそうしていきましょう。

 

固定費・流動支出の例と対策案

固定費の例 対策
家賃 手取りの1/3程度が目安といわれます
保険料 若いうちは共済など額の少ないものを検討しても
通信費 携帯基本料の安いところへの乗り換えや余計なオプションを見直しする
光熱費 ガスなど契約の見直し、節電、節水、など

 

流動支出例 対策
食費 外食の回数を減らす、日持ちするもののまとめ買いなど
衣料費 衝動買いを減らす、良いものを長く使用する
娯楽費 娯楽の回数の見直し、お金を使わない楽しみも見つける(図書館など)

 

固定費はともかく流動支出はひとそれぞれの個性があるためむずかしいところです。「どんな所に住むのでもかまわないから洋服だけはたくさん買いたい!」とか「保険も携帯もなんでもいい、食べ歩きはやめられない!」とかいろいろありますよね。割合はともかく、まずは収入内で収めるよう努力しましょう。

 


お金を作る方法を考える

次に給料を増やすとか、給料以外にお金を作り出す方法を検討します。

 

今の仕事を頑張る

今の仕事をさらに頑張って、昇給や昇進をめざす方法。もし勤め先で伸びしろがあるようならばやってみる価値ありです。

 


副業を検討

残業時間もカットされるご時世です。昇給が無理そうなら、定時で上がれる方向で頑張って、ダブルワークや兼業を検討しましょう。上記の「洋服が好き!食べ歩きが好き!」など趣味が生活の割合の過半数を占めている人は、趣味を生かしてブログアフィリエイトSNSなどで人に勧める活動をしたりなど、副収入に結び付かないか考えるという手もあります。

 

 

国の制度を調べる

国の制度で利用できるものがないか調べてみると、意外に臨時でお金が手に入ることもあります。該当するものがないか検討しましょう。

 例)住宅確保給付金・病床手当金・休業手当金・失業手当・失業給付金 などなど・・・

 


お金を借りる方法を考える

最後の手段としてお金を借りる方法を考えましょう。親御さんや兄弟や友達など日頃からの付き合い方にもよりますが、力になってもらえそうなら援助を頼みましょう。ただし身内だからといってもいつまでにキチンと返すと約束して守らないと、仲がこじれてしまって今後の人生が大変寂しいことになるので注意が必要です。

 

クレジットカードのキャッシングやカードローンの利用も一時的には有効です。ですがあくまで借金ですので、こちらは絶対にすぐ返せるというメドがない限り返済に追われて辛いことになるのでもっと注意が必要です。

 

 

 

参考サイトご紹介

こんなサイトがあったんだ!?お堅いイメージの金融庁で小学生向けお金のページです。小学生向けとありますが中高生や大人でもわかりやすくてためになります。

 

金融庁「小学生のみなさんへ」

https://www.fsa.go.jp/teach/shougakusei.html

 

お金のことについていろいろ勉強になります。学校で紹介されましたでしょうか。大人が見ても参考になりました。今は若者の方が金融リテラシーが上がっていて、老後の備えができるチャンスがありますが、逆にこれから年金をもらう前ぐらいの世代が一番老後が心配かもしれませんね・・・。

 

 

まとめ

まとめ

急な出費や目算の誤りで「お金が無い!」「金欠だ!」となることはよくあることです。でもはりきって経済的自由人を目指そうと決意しているのに、かんじんのお金がなければ困ってしまいますよね。
そんな時は「現状を把握する」「支出を見直す」「お金を作る方法を考える」「お金を借りる方法を考える」の4段階のフェーズを思い返して危機を乗り越えましょう。その経験も今後のお金の経験としてきっと活かせるはずです。