学校で教えない経済的自由人の作り方

学校では教わらない経済的自由人になるための知識をわかりやすく解説。経済的自由人とはどういう意味なのか?目指すにはいくら必要なのか?などをメンタルを中心に考察します。

まだ間に合う?いくら必要?経済的自由人への道や幸せになる考え方!

まだ間に合う?いくら必要?経済的自由人への道や幸せになる考え方!

経済的自由人になるには具体的にいくら必要なのでしょうか。そしてどういったアクションが必要なのでしょうか。お金や時間に振り回されない経済的自由人・・・。それにはどういう準備をすればいいの?サラリーマンでもなれるの?特別なスキルが必要なの?そういったギモンを徹底解説します。

 

 

経済的自由人になるにはいくら必要?

経済的自由人になるには具体的にいくら必要なのでしょうか。

 

年間支出の25倍という目安


近年注目されている「FIRE」。FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で、「経済的自立」、「早期リタイア」を意味する言葉です。元々は欧米発のワードでしたが最近では日本でもよく使われるようになりました。FIREの観点からすると、経済的自立の目安は「年間支出の25倍」といわれています。例をあげると年間支出400万円の人は400万円×25倍で1億円という計算が一般的なようです。

 

ですがこれはあくまでも基準で、実際には経済的自由人になるのにいくら必要かの明確な金額の答えはありません。人によって生活にかかるお金の額が違うからです。一生生活できる資産を持つ、または一生収入を得るしくみをもつ、そのいずれかが必要です。

 

経済的自由人になるために必要なスキルは?

経済的自由人になるために大切な3つのこと

経済的自由人になるために必要なスキルはこれ!と決まったものはありません。ですが大切な3つのポイントがあると思います。

 

経済的自由人になるために大切な3つのポイント

 

  1. 「経済的自由人になる」という意思決定
  2. 貯蓄と投資
  3. しくみづくり

 

「経済的自由人になる」という意思決定


まず「経済的自由人になるんだ!」という確固たる意志が大切です。まず決めないことには先に進めないからです。

 

順調にいけば何よりなのですが、人生そう上手くいくものでもありません。希望の職に就けない、給料が少ない、急に大きい出費が必要になった・・・などなど、なかなか思うように行かないこともあるでしょう。

 

そんな時、「経済的自由人になる」というモチベーションをどれぐらいたもてるか、あきらめない気持ちを持つ続けることが出来るか、もしかするとそれが一番必要なスキルと言えるかもしれません。

 


貯蓄と投資


経済的自由人になるには貯蓄と投資が必須です。年収400万円の人が25年働いてようやくもらえる額が1億円です。実際には生活もあるので25年かけても月々の貯蓄だけでは1億円になりません。退職金ももらえる人ともらえない人もいることでしょう。

 

何より早い段階にまとまった金額を作れるように出来るかがカギです。節約や、副業や、短期投資などして少しでも元となるお金を増やすように努力しましょう。雪だるまをイメージしてください。小さい塊と大きい塊、同じだけ転がしたのに大きさはだんぜん大きい塊を軸とした方になりますよね。ですので何は無くともまず元本づくりからです。そしてそれは人生の中で早くスタートできればとても有利なのです。

 

投資も進めていきます。貯蓄と投資を並行してやっていくイメージです。積立NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などは早いうちから始めるのをおすすめします。投資信託で全世界株式などを毎月決まった額購入すると手堅く資産が積み上がります。

 

ある程度運用資金がまとまったら、そのお金を10で割りドル・コスト平均法*1で毎年1/10づつ購入する方法がります。1回で全額購入してしまうと、せっかくためた資金がその時の株式の状況で値下げしてしまうというリスクを、分割購入によって防ぐためです。逆に大きく株価が下がっている時は多く購入できるというメリットもあります。

 

個別の株式投資やFXなど特別なスキルを必要とするものは、リスクも高いですがリターンも大きいため将来のため勉強しておくのもいいと思います。あくまで余裕資金で、少額からをおすすめします。

 

しくみづくり

 

働かなくともお金が自動的に入ってくるしくみづくり。つまり不労所得を得られる何かを取得することです。例として不動産家賃収入や、アフィリエイトなど、自分の実働以外に勝手に働いてくれて収益が出る、そんなしくみづくりをつくる努力をすることです。これができれば資産の増加のスピードアップをはかることが出来ます。最終的にはここを目指していくことになります。

 

幸せな経済的自由人になるために

幸せな経済的自由人になるために

少し違った角度から経済的自由人について考えてみましょう。

 

幸せか自由か、それが問題だ

 

あたなはなぜ経済的自由人になりたいと思ったのでしょうか。それは自分と自分の大切な人たちと安心して豊かに暮らしたいと願っているからなのではないでしょうか。なのに無理な副業や行き過ぎた節制をして、体を壊して自分を痛めつけるようなことになったり、大切な人たちとの時間をおろそかにしたりしていませんか?

 

「メキシコ人漁師とアメリカ人旅行者」*2という話をご存知でしょうか。何が本当に幸せなのかはその人次第です。そして何よりも一番大切なことは幸せに生きることだと思います。「経済的自由人」になることは手段であって目的ではないということです。

 

ただその手段を使って自分と自分の大切な人たちと幸せに暮らしていけることができれば何よりですよね。それを忘れないで幸せな経済的自由人を目指してもらえればと思います。

 

まとめ

まとめ

 

経済的自由人になるためにいくら必要か、おおよその目安は1億円ですが人それぞれというのが正解なようです。ですが経済的自由人になるにはある一定の資産としくみが必要なようです。そして早ければ早いほど有利ですが、遅すぎるということもないと思います。こちらの世界を旅立つその日まで、人生の中で今日が一番若い日だといいますよね。気が付いたところからスタートしても全然良いのではないでしょうか。是非とも幸せな経済的自由人になりたいですね。

 

 

*1:ドル・コスト平均法とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して積立投資をする。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。 (ウィキペディアより)

*2:ある釣り好きの漁師が子供や友達と釣りをしたり遊んだりのんびりライフを送っているところ、通りかかったビジネスマンが「そんなにのんびりしていていいのか、もっと魚を釣って働いたらいいんじゃないか」と提案する。そして・・・本当の幸せは何か、考えさせられるお話です。