学校で教えない経済的自由人の作り方

学校では教わらない経済的自由人になるための知識をわかりやすく解説。経済的自由人とはどういう意味なのか?目指すにはいくら必要なのか?などをメンタルを中心に考察します。

幸せな経済的自由人と経済的束縛人!?お金と自由とメンタルの関係

幸せな経済的自由人と経済的束縛人!?お金と自由とメンタルの関係

 

あなたは今幸せですか?あさ目が覚めた時「今日も同じような日が始まるなぁ」と憂鬱な気分になりますか?それとも「今日はどんなことがおこるんだろう!わくわくするな!」と期待をこめた気持ちになりますか?

 

こちらをご覧になっている方は「経済的自由人とはどういうことかな?」とか「経済的自由人になるにはどうしたらいいのかな?」と思っていらしていることでしょう。新米サラリーマンなら、すでに心がくじけそうになっていていろいろ模索していたり、学生でしたら学校ではまず話題にすらなっていないのではないでしょうか?

 

そんな『学校では教えない』経済的自由人とお金と自由の関係についてメンタル面を中心にお伝えするのと、経済的束縛人ってどういう状態!?ということについて考察していきたいと思います。

 

 

幸せな経済的自由人になるために

幸せな経済的自由人になるために

経済的自由人という考えを世間に大々的にアピールした第一人者として「本田健さん」がいらっしゃいます。本田健さんの提唱する経済自由人とは『自分の好きで得意なことを生業にして、それが多くの人からも感謝されて、豊かで幸せになっている』状態の幸せな小金持ちの人のことです。

 

それは貯蓄や投資や計算からスタートする流行りのFIREとはちょっと違った、まずメンタル中心の考えになります。まず『わくわく』『感謝』『好き』『やってみたい!』というところからスタートして、そこからそうなるにはどうすればいいかを考えて実行して、最終的に幸せな経済的自由人になるという流れです。

 

大切な3点つのポイント

 

  1. 感情のコントロール
  2. 思考のまとまり
  3. 体系的な行動

 

感情のコントロール

好きなことをしていているだけじゃお金にならないんじゃないか、とかやってみたいけどリスクがあるとか、不安や心配などにおそわれて考えがストップしてしまうことがあります。それをうまくコントロールして情熱に変えることができる人が成功している人と言えます。

 


思考のまとまり

具体的に経済的自由人になるためのお金やビジネスの知識を、どうやって調べたらいいか、何をやったらいいか、しっかり考えることができるかということです。ただ思うだけでなく、突き詰めていく必要があります。

 

 

体系的な行動

調べた情報をもとにどう行動するか、ビジネスをするにいたって弟子入り先をあたる、メンター(指導者)を探して指導をお願いするなど、実践的な行動が必要です。

 

 

わかってはいてもなかなかはじめの一歩をふみだす勇気が出ないこともありますよね。ですが『幸せな経済的自由人』になるには重要なステップなようです。『幸せな経済的自由人』になるために一番必要なのは『情熱』かもしれません。


本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』という書籍があります。
漫画にもなっていてとても読みやすいです。幸せな経済的自由人になるための考え方や行動のことがわかりやすく記されていて、図書館でも借りられますので一読してみる価値があります。主人公に感情移入出来てとても勇気が出ますよ。

 

 

好きを仕事にするということ

好きを仕事にするということ

『好きを仕事にする』ということをよくききますよね。一日の長い時間を費やすのなら好きなことを仕事をしたいところです。好きなことであればどんなに時間がかかっても挑戦できるでしょうし、モチベーションの高さも継続するでしょう。

 

ただ好きだからこそ難しい点もあるようです。たとえば好きだからこそこだわりをもって仕事したいと思っても、思わぬ方向でしか仕事ができない時、好きなことだけに余計にフラストレーションがたまるということもあるでしょう。

 

好きと得意

 

得意なことを仕事にするのが一番合理的だと林修先生は言っていました。「好き」より「得意」を活かした方がかえってストレスなく仕事ができるということです。逆に言えばそんなに好きではなくても、得意を優先した方が良いということです。でもこれは幸せな経済的自由人的観念からするとクエスチョンですね。

 

ただ「好き」で「得意」ならとても幸せなことです。みんなに喜ばれ自分自身も楽しい、それはもう天職と言えるでしょう。そしてそういう人は幸せな経済的自由人に近い存在ということです。

 

 

経済的自由人と経済的束縛人の違い

経済的自由人と経済的束縛人の違い

経済的自由人ではない人を経済的に自由でない人=お金に束縛された人の意味で『経済的束縛人』と定義します。

経済的自由人と経済的束縛人はどういった違いがあるのでしょうか。

 

4つの異なる点

 

  1. 自由or安定
  2. できるかorできない
  3. リスクをとるorリスクをとらない
  4. まず受け取るorまず与える

 

自由or安定

経済的自由人的思考の人は「自由」であることを大切にします。経済的・時間・働き方や場所・かかわる人など、自由で自分らしくあることに価値を置きます。
経済的束縛人的思考の人は「安定」していることを大切にします。福利厚生・一生働ける・老後困らないなど、安心の保証に価値を置きます。

 


やりたいかorできるか

経済的自由人的思考の人は自分のやりたいことかどうかで選択します。難しいことであっても自分のやりたいことなのでできるまでやろうと思います。
経済的束縛人的思考の人は自分にできることかどうかで選択します。自分にできなさそうなことは選ぼうとしません。

 


リスクをとるorリスクをとらない

経済的自由人的思考の人は取れるリスクは進んで取ります。リスクの分どうしたらそれを可能性に変えられるかを一生懸命追求します。たとえ失敗してもそれは経験となると前向きです。
経済的束縛人的思考の人はリスクを嫌います。できるだけリスクの無い方法を考えます。

 


まず与えるorまず受け取る

経済的自由人的思考の人は働いてすぐお金にならないことでも将来にわたって手に入ることを大切にします。すぐ結果にならず失敗したとしても経験となることを大切にします。
経済的束縛人的思考の人は働いたらすぐお金を得ようとします。労働の対価を得ることを大切にします。

 


どちらかといえば経済的束縛人的な思考の方が今まで日本で一般常識とされてきたような気がするので、経済的自由人の思考は本当にカルチャーショックでした。またそれを進めようとしても家族や周辺の人々から反対意見が出たり、なかなかハードルが高い状況の人もまだまだいるのではないでしょうか。


「夢みたいなこと言ってないで大人になれ」とか「結婚するなら安定が一番だ」とかそれはもう想像がつく限りのもっともな意見のオンパレードですね。ですがこれはどちらが良いとかの問題ではなくて何を目指すか、どういう人生を送りたいか、人それぞれの考え方ではないでしょうか。

 

 

FIREは現実的な経済的自由思考?

FIREは現実的な経済的自由思考?

幸せな経済的自由人の思考とFIREは目指す場所は一緒でも異なるアクセスの部分もあるようです。どういったことでしょうか。

 

自由至上志向と超安定志向

 

FIREで経済的自由人を目指している人はきっと超安定志向なのではないかと思います。超安定志向と言えば経済的束縛人的思考なのにおもしろいですね。FIREで経済的自由を目指している人の中には、好きでもない仕事を一生懸命やって、とりたくないリスクを必死にとって資産を形成している人もいるのではないでしょうか。

 

一見矛盾していますがそうやって目指す経済的自由もアリだと思います。人には得手不得手がありますからどうやっても同じようにはできないこともありますよね。自分の人生の責任を取るのも自分自身ですから、好きなように生きるのが一番だと思います。ただ後悔の無い選択をしていきたいですね。

 

 

まとめ

まとめ

経済的自由人のお金と自由とメンタルの関係と、経済的束縛人についての考察はいかがだったでしょうか。どんなルートを通って経済的自由人への道をめざしていきたいと思ったでしょうか。ただ、どういう道をたどっていったとしても目指すところが同じならそれはそれで良いのではないでしょうか。最終的目標として幸せになることを忘れずに愉しんでいきたいですね。